無限のクリエイティビティ

Multi-Paint Interface
A new interface enables artists to better control the color or image assigned to each individual stream during the painting process, for more flexibility and customizability.

Updates to Mari's painting tools
Many of Mari’s painting tools have been updated to better support the multi-channel painting, including Select Tool Fill, Paint, Roller Brush, Blur, Paint Buffer Eraser, Paint Through and more — all without any change to the Mari user experience that artists know and love.

Multi-Channel Paint node
Lets you work with up to 8 streams at once, so you can paint with color, images, and roughness (and more!) — all at the same time.

Multi-Paint presets
Enables artists to quickly store and re-use palette setups within the Shelf for easy reusability.

Bakery
Mari独自のマップベイクエンジンBakeryの導入により、別のアプリケーションやプラグインを使わずに、カーブやオクルージョンなどのジオメトリマップを作成できるようになりました。複数のUDIMに分割された複数オブジェクトに対してマップを高速にベイクできるため、アーティストは作業の流れを中断することなく、Mari内で完結したツールを使用してクリエイティブなビジョンを実現することができます。

複雑なジオメトリの処理
100万以上の超ハイポリゴンのトポロジも高速処理が可能で、アニメーションされたジオメトリも容易に扱えるMariは、きわめて複雑かつ詳細な高品質3Dモデルにも対応できます。また、モデルごとに最大 32K x 32K ピクセルのUDIMを介して数千のテクスチャをサポートできるため、非常にリアルで詳細なアセットを作成できます。

効率的なルック開発
Mariのシェーダーによって、アーティストは、最終的なレンダリング結果を確認しながら作業を行うことができます。レンダーベンダーと協力して、3Delight、VRay、Unreal、Arnoldの4つのシェーダーを提供することで、MariとKatana、その他のDCCプログラム間のラウンドトリップを削減します。

ローラーブラシ
新しいペイントモードであるローラーブラシの導入により、ブラシストロークのカーブや方向に沿ってタイル状のイメージをペイントすることができます。作品制作における柔軟性や自由度が高まり、スタイリッシュなアニメーションプロジェクトに取り組んだり、キャラクターの衣服の縫い目やデカールなどのディテール作成が簡単に行えます。

プロジェクトの自動バックアップ
作業中にバックアップを保存できるため、バックアップの保存先を柔軟に選択して、作業中に任意の状態に戻ることができます。また、APIを使用してメモを追加する機能により、フィードバックを受けたプロジェクトのバージョンに簡単に移動し、そこから開発を進めることができます。

ノードグラフUXの改善
プロシージャルなユーザー体験の向上を目指して、ペイントノード作成プリセット、スイッチノード、ノードをシェルフアイテムとして保存する機能など、ノードグラフが改善されました。これにより、クリック数が減り、学習がよりスムーズに進むようになります。Mariでの作業が一層効率的になり、作業の生産性が大幅に向上します。

バックドロップノード
ノードの操作性向上を図るため、バックドロップノードの選択方法が改善され、バックドロップノード内の任意の場所をクリックするだけで、そのエリア内にあるノード全体を一度に選択できるようになりました。これにより、ノードを簡単に整理でき、作業にかかる時間が短縮されます。
3D プロジェクションペインティング

制限のない3Dペイント
Mariは、アーティストに解像度や複雑さなどの制約を気にせずに自由に想像できる環境を提供します。UDIMワークフローのフルサポートにより、数百もの高解像度テクスチャマップを1つの大きなマップとして扱うことができ、細部にわたる高精細なペインティングが可能です。アーティストは自由に創造力を発揮して、思い描いた通りの作品を作り上げることができます。

プロジェクションペインティング
Mariのプロジェクションベースのペイントシステムにより、実際に3Dモデルにペイントを適用する前に、自由に調整や編集を行うことができます。透明なガラス板にペイントする感覚で、アセット全体とのバランスを確認しながら作業を進めることができるため、より効率的に高品質なアートを制作できます。
プロシージャルワークフロー

非破壊レイヤースタックとノードグラフ
Mariの非破壊的なレイヤースタックとノードグラフは、ペイントと調整レイヤー、プロシージャルテクスチャ、マスクを自由に組み合わせてシェーダーを構築することができます。従来のレイヤースタックで作業している場合でも、ノードグラフで直接接続を作成・編集している場合でも、レイヤーの並び替え、追加、削除を自由自在に行え、いつでもブレンドモードを変更したり、複数のレイヤーを一緒にベイク、フラット化することができます。

プロシージャル、調整レイヤー、マスク
幅広いプロシージャルテクスチャを使用して、思い通りのルックを簡単に作成できます。調整レイヤーを使えば、リアルタイムで非破壊的にペイントのフィルタリングやカラーグレーディングが行えます。マスクをペイントしたり、プロシージャルテクスチャを使ったり、あるいはエッジ、デプス、バックフェース、アンビエントオクルージョンなどのサーフェスアトリビュートを使用することで、ペイントを適用する場所をコントロールすることが可能です。

Teleportノード
新しいテレポートノードは、BroadcastとReceiverの2つの部分からなるノードで、隠れた接続を作成することで、ノードグラフを簡単に整理し、ネットワークをクリーンアップし、余計なクリックを減らすことができます。ネスト化されたグループやマテリアルの内外で動作し、どのBroadcastを探しているかを記憶しながらマテリアル内でエクスポートすることができます。また、BroadcastとReceiverの間を素早く移動して、ノードを手動で探すことなく、迅速にノードグラフをナビゲートすることができます。

アーティストエクスペリエンスの向上
ノードグラフを改善し、どのような作業スタイルや方法で作業する場合でも、効率的に機能するように最適化しました。ノード間の接続を切断するだけでなく、シェイク(揺らす)だけで簡単に切断することもできるようになり、アーティストの作業効率を向上させることを目指して進化し続けています。
2D painting

制限のない3Dペイント
Mariは、アーティストに解像度や複雑さなどの制約を気にせずに自由に想像できる環境を提供します。UDIMワークフローのフルサポートにより、数百もの高解像度テクスチャマップを1つの大きなマップとして扱うことができ、細部にわたる高精細なペインティングが可能です。アーティストは自由に創造力を発揮して、思い描いた通りの作品を作り上げることができます。
マテリアルシステム

追加コンテンツとアセット
Mariがさらに使いやすく進化しました。リニューアルされた「スマートマスクシェルフ(旧カスタムプロシージャルシェルフ)」には、業界のプロフェッショナルであるStuart Ansleyがデザインした50種類以上のスマートマスクやユーティリティノードに加え、Johnny Fehrのグランジマップも新たに追加されました。これらのエフェクトを使えば、さまざまな効果を簡単に再現でき、よりリアルで生命感のあるテクスチャ作成が可能になります。

ペイントノード作成プリセット
ノードグラフのユーザー体験を向上させ、アーティストの作業効率を改善するため、ペイントノードをアップデートしました。新しいペイントノードを作成する際、アーティストがよく使うカラープリセットから選択したり、自分好みのスウォッチを追加して「カラープリセットシェルフ」に保存することもできます。これにより、カラー選択がさらに直感的かつ効率的に行えるようになります。

スイッチノード
Mari 7.1では、同じマテリアルに対して異なるカラーバリエーションをエクスポートできるようになりました。これにより、スイッチノードのプロパティを変更するだけで、テクスチャの見た目を簡単に切り替えることができます。これにより、パフォーマンスが大幅に向上し、マテリアルやスマートマスクの作成時にさらに柔軟に対応できるようになります。

ノードの保存と再利用を効率化
アーティストは、プロジェクトのノードグラフの一部をノードパッケージとしてエクスポートできるようになりました。マテリアルやスマートマスクと同様、ノードパッケージはノードネットワークと、それに関連するソース画像を一つのファイルにまとめることができます。これにより、事前に作成したノードグラフを他のアーティストと簡単に共有でき、オリジナルのパスに画像が見つからない場合でも、画像の再インポートの手間を省くことができます。

プリセットの設定と適用を1つのアプリケーションで
Mariのマテリアルシステムは、簡単かつ迅速に、詳細な手間をかけずに、大量のアセットを効率的に作成したり、主要アセットの基本的なデザインや形状を迅速に作成することができます。Mariの効率的なワークフローを利用して、アーティストは作業を一から始めることなく、既存のマテリアルプリセットを活用してアセットの基本的なルックを迅速に設定してから、詳細なペイント機能を使用して細部を仕上げることが可能です。Mariひとつで、ルックの基本設定と詳細なペイント作業の両方が行え、1つのアプリケーションで両方の利点を享受することができます。

PBRテクスチャセットの取り込み
Mariでは、アーティストが簡単に任意のPBRテクスチャセットをインポートし、Mariのマテリアルプリセットに変換することができます。Material Ingestツールはプリセットを作成し、コントロールを設定し、すぐに使えるようにMariのシェルフに読み込んで、マテリアルライブラリを継続的に拡張することが可能です。

シェルフコンテンツ
MariのエキスパートであるJohnny Fehr氏の提供により、60種類以上のグランジマップが追加され、これまで以上に迅速に、作品の中でテクスチャを活用して視覚的に豊かな表現を実現できるようになりました。また、Pythonスクリプトやカスタムプロシージャルも追加され、日々のアートワークをサポートします。